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教育するにつき勉強ができない子供はどうするか

教育と言えば、学校の勉強を思い出す人も多いでしょう。特に親となった場合子供に勉強を教えたいと言う気持ちがあるはずです。少なくとも、子供が勉強ができるようになれば親も嬉しいでしょう。ところが実際には、クラスの中で勉強ができる子供はそれほど多くないはずです。私立中学は私立小学校などを除けば、大抵の場合上位1割ぐらいは成績が良いですがそれ以外はそこまで成績が良いとは言えません。つまり9割の家庭では勉強に対して悩んでいる可能性があります。特に子供が悩んでいることがありますが親が悩んでいることが多く、思わず子供に勉強ができないことに対して悪い評価をつけてしまいがちです。しかし、人間教育として考える場合、本当にそれが子供にとって良いやり方なのかと言えば必ずしもそのような事はないでしょう。基本的に勉強ができて良いと言えるのは、学歴が高くなることです。一昔前は学歴が高いことによって良い会社に入りたくさんの収入を得ることができました。しかし冷静に考えてみれば、学歴がなくても優秀な人はたくさんいます。僕の大人たちはその部分を無視して生きているような気がします。基本的に、学歴が必要な人は特に能力がない人です。能力がないからこそ勉強でがんばって学歴を高めて良い会社に就職すれば良いわけです。しかし、もし才能があれば特に学歴などは必要ありません。極端な話ですが、サッカー選手の中でも一流の選手では学歴があるとは限りません。そのような選手と勉強ができていい会社に入った選手ではどちらが価値があるかと言うことです。もちろん単純に比較することができませんが、収入の面で比較すればサッカー選手の方がはるかに高いでしょう。勉強させる動機が、将来大人になって生活に困らないようにするためと言う大人が多いですが、それは要するに高い収入を得ることが出来るように勉強させると言う事でもあります。しかし、必ずしも学歴が高い収入をうむとは限らないと考えれば、無理して子供に勉強を押し付ける必要もないでしょう。

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